竹久夢二、青春の頃~雑司ヶ谷、早稲田周辺
竹久夢二は、早稲田実業学校専攻科に入学するものの、わずか4ヶ月で中退。社会主義活動に参加し、「雑司ヶ谷 鬼子母神」そばの農家で共同自炊生活をしながら、雑誌や新聞に投書していました。今回は、夢二の青春時代に思いを馳せて、早稲田周辺を巡りました。
まず、「三ノ輪橋」から都電荒川線に乗りました。愛称は東京さくらトラムです。訪れたのは2017年5月。沿線にはバラが咲いていました。
「鬼子母神前」で下車しました。都心とは思えない静かな佇まいです。参道のケヤキ並木を通ります。↓
趣のあるケヤキ並木を通っていくと、正面に鬼子母神のお堂があります。子育てと安産の神様で、庶民に親しまれています。
雑司ヶ谷霊園には、夢二のお墓があるそうです。またいつかお参りしてみたいです。
また荒川線に乗り、早稲田へ向かいます。終点「早稲田」で下車しました。↓
早稲田大学キャンパス内、大隈重信像↓
早稲田鶴巻町は、学生相手の下宿屋などが並ぶ一大繁華街だったそうです。夢二はそのうちの一軒「つるや」で最初の結婚相手の「他万喜」(たまき)と巡り会います。
参考文献
夢二の東京~竹久夢二ゆかりの地ガイドマップ~
竹久夢二美術館発行のミニマップ より