東京、竹久夢二のゆかりの地
『或る女』が発表されたのは大正時代。そこで思いつくのは大正ロマン画家の代表、竹久夢二。日本橋呉服町には「港屋絵草紙店」という夢二が離婚した妻子のために持たせた店がありました。
そこでは、いわゆるグッズ! 版画、千代紙、便せん、封筒、団扇、風呂敷、帯、浴衣、手拭い、絵本などが売られて、若い女子に大人気だったそうです。
女性の憧れは、昔も今も変わらないんですね。
今、港屋ゆかりの地記念碑が呉服橋交差点のすぐ横、永代通り沿いの新呉服橋ビルディングの前に建っています。
とても小さいので、歩きじゃないと見落としそうです。↓
ここには、碑以外には何もありませんが、かえって当時を忍ばせてくれます。
興味があれば↓
それから、夢二のゆかりの地をもう一つ。
東京大学の近くにある、竹久夢二美術館です。
こちらは、東大の弥生門の近くにあり、弥生美術館と併設されています。
弥生(やよい)とは、そう、弥生時代の弥生。弥生土器が出土した所。↓
ほらね。
ちゃんと碑もあります。
竹久夢二美術館は、2年ほど前に訪れたときは、道路工事中でした。こんな感じ↓
きっと今はきれいに舗装されているでしょう。
入り口は、こんな感じ。弥生美術館と竹久夢二美術館の看板があります。↓
常設のものと、年4回の企画展があるそうです。
私が行ったのは3月でしたが、涼しげな雰囲気がありますよね。↓
ここでは、夢二のグッズの販売もされています。
私はここでポーチを購入しました。ツバキの模様がとても鮮やかです。↓
とてもノスタルジックな時間を過ごすことができました。